こんにちは、リサです。
毎月訪れる生理、女性にとって大切なものではありますが、生理の時はそれだけで気分が少し憂鬱になってしまいますよね。
特に生理痛がひどい人ならなおさらだと思います。
今回はつらい生理痛があるときの対処法についてご紹介したいと思います。
目次
そもそもなぜ生理痛が起こるのか
対処法を紹介する前に、そもそもなぜ生理痛がおこるのかについて説明したいと思います。(対処法だけ早く見たいという方は、ここの部分は飛ばしてもらって大丈夫です)
生理痛の原因については、医薬品会社アクラスのホームページにこのように記載されていました。
生理の時には子宮を収縮させる「プロスタグランジン」という物質が子宮内膜で多く作られるようになり、はがれ落ちた子宮内膜(=経血)を体外に押し出すために子宮の筋肉をギューッと縮めます。これが下腹部や腰が痛くなる原因です。
株式会社アラクス,生理痛の起こるメカニズム, https://www.arax.co.jp/pure/sp/seiri/mechanism/index.html
このように原因疾患のない通常の生理痛では、プロスタグランジンというホルモンが子宮を収縮させることが原因となっています。このほかにもエストロゲンやプロゲステロンといったホルモンの変化や、心因性(月経に対する憂鬱な気持ち)などが原因となっている場合もあります。
生理痛への対処法

4つほどご紹介します。
ストレスを減らす
この方法は特に心因性の生理痛に効果がありますし、心因性でなくても生理の期間を快適に過ごすのには良い方法です。
生理の期間ですので激しい運動などでストレスを発散することはあまりオススメできませんが、部屋でアロマを焚いてみたり、お風呂で湯船にゆっくりつかってみるなど自分に合った方法でのんびり過ごすようにすると良いです。
(生理中に湯船につかることに不安を抱いている方もいるかもしれませんが、それについてはとくに問題はありません。湯船につかることはリラックス効果があるだけではなく、体を温めてくれるという面でもオススメです。
生理のことをなるべく考えないようにする
生理痛が本当にひどい場合は少し難しいかもしれませんが、何か他のことを考える余裕がある場合には他のことを考えるようにしましょう。
生理のことを意識すればするほど、痛みを長く感じ続けることになります。
逆に自分が何かに夢中になっている間は、意外と生理痛のことを忘れられるものです。
生理だからといって、あまりとらわれすぎないようにしましょう。
鎮痛剤を服用する
なんだかんだ言ってこれが一番効果的だと思います。
生理が来て、痛くなりそう、もしくはいつも薬が必要な人は無理をせず早めに鎮痛剤を服用するようにしましょう。
私も昔は鎮痛剤を飲みすぎると癖になるんじゃないかとか、身体にあまりよくないのではと思って、本当につらくなるまで飲まないようにしていたんですけど、ちゃんと用法を守れば大丈夫なので皆さんは無理をしないで早めに薬を飲むようにしてください。
お腹を温める

冷えも生理痛を悪化させる1つの原因です。
腹部を温めることで骨盤内のうっ血を防ぐことができ、生理痛を緩和させることにつながります。
上記の項目で書いた湯船につかるというのも良いと思いますし、冷えないように服装に気を使ったりさらには、骨盤内の血流を促す軽い運動(散歩やゆっくりめのスクワットなど)も効果的です。
これでもどうしようもないときは病院へ
いくつか生理痛の対処法をお伝えしてきましたが、上記のことを試してみてもどうにもならないほどひどい生理痛の場合は器質性月経困難症といって、子宮筋腫や子宮内膜症、骨盤内炎症といった原因疾患が隠れている可能性があります。
これらの場合適切な処置が必要となりますので、生理痛がひどすぎる場合には早めに病院へ行くようにしましょう。
病院へ行く時間がない・抵抗があるという場合はオンライン診察がオススメ
病院へ行った方がいいと言われても、なかなか時間がとれなかったり婦人科に行くのが抵抗があるという方もいると思います。
その場合、オンライン診察というのを活用してみるのが良いと思います。
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終わりに
いかがでしたでしょうか。
生理になるとやはり気分が少し落ち込んでしまうかも知れませんが、だからといって簡単に逃げられるものではありません。
適切にセルフケアを行って、上手に生理期間を乗り越えましょう。
参考文献
メヂカルフレンド社、母性看護学①、母性看護学概論
株式会社アラクス,生理痛の起こるメカニズム,https://www.arax.co.jp/pure/sp/seiri/mechanism/index.html